Dr.スランプアラレちゃん

『今、あなたは何が欲しいか?』と問われると、パーキンソン病の方を介護する知識と技術!
今の私はそう答えます。

ある日のこと「ひーさーーーん。私歩けへん。ひーさーーーん。」と、主介護者の妹を呼ぶ母。
妹は、「そこまで歩いてきたやん!」とツッコミを入れるそうですが、母は妹がいないと不安でたまらない状況です。早朝から起こされることも多くあり、いよいよ、妹はこたつで布団も敷かずに雑魚寝状態だとか。
(う〜 負のループの予感)

しかし、私は、至って冷静です。
要請があるまでは、入浴介助週2回のスタンスでサポートしようと思います。
本人たちが必要としていないことに入りすぎないことも同居していない私の立場としては重要なことです。

認知症の症状が進行し、パーキンソン病の薬の効果も薄く、歩行に困難が生じています。母の歩行を補助するために私自身も色々な箇所に緊張が走っているようです。妙な箇所に筋肉痛が残ります。笑
パーキンソン病の方を介護する知識と技術が欲しい。

Dr.スランプアラレちゃんのような超能力があればな〜。
瞬間移動、時間停止、念力などあれば。笑
(鳥山明さんのご冥福をお祈りします。)
家族でドンジャラをして遊んだ記憶が蘇ってきました。
このチャンネルで放送されていた「一休さん」「Theかぼちゃワイン」「Dr.スランプアラレちゃん」のテレビ番組もも大好きで視聴していました。幼少期の家族団欒の時間って、今振り返ると温かくて良いものですね。

母は、「こんな親でごめんね。」と言うようになりました。
「順番だから。」
「お母さんもおばあちゃんのことやってきたやん。」
「そうなん。」

幼少期に母と過ごしてきた“温かさ”を私たち姉妹は今、母と共有できているのだろうか。
残念だけど、出来ていないように私は感じています。
明るく、楽しく生きることができるよう、温もりを共有できるような感性を磨きたいと思います。

介護の知識や技術も必要だけれど、感性って大事だなぁ〜。
結局、人なんですよね。

家族介護は、知識や技術ではどうにもならないのではないかと私は考えています。
近い関係だからこそ。

さぁ、今日も「キィーン」とかっ飛ばしていきましょうかね。笑