敦賀温泉病院入院
福井県敦賀市にある
敦賀温泉病院に入院しました。
〈医療保護入院〉
病院に到着しても、入院することを知るのが初めてのことのように驚く母。認知症だから、毎日が新しい。私の胸は苦しい。
2013年11月11日
玉井医院長の診断は
血管性認知症
ビンスワンガー
カダシル
先生も稀な症例のため学会で発表されたそうです。
10年間ほぼ進行しなかったことだけでなく、画像と症状の乖離が大きくて驚かれていました。
(画像では、様々な症状がもっとあるような状態)
2022年9月18日オレンジリングフォーラムおおつでは、
3人で講演の機会を頂きました。
2023年2月ごろから、少しずつ様子がおかしくなってきました。
転倒する回数
不安症
感情の起伏
ADLの低下
2023年冬
レビー小体型認知症の疑いあり
パーキンソン病と同じ症状がでます。
2024年4月30日医療保護入院
入院病棟での主治医は大久保先生
先生のお父様もレビー小体型認知症だそうです。
母の表情や肘、膝の動きを確認しただけで
「間違いない。」
薬の調整することになるのですが
動きを良くするためにパーキンソン病の薬を強めにすると
精神的なバランスが崩れる。
心穏やかに過ごせるように
周辺症状を安定させることを優先する治療になります。
転倒防止
安全第一
車椅子確定です。
医療で良かったのか?
わたしの胸は強く締め付けられました。
他の選択肢はなかったのか。
主介護者でないわたしには強い発言権はない。
福祉・介護と医療の狭間でわたしの感情が大きく揺れ動く。
母らしさはどこまでも残り続けますように。
3ヶ月後にまた、方針が決まるそうです。
妹の新な門出に・・・
「自分の人生を生きてね。」
「今までありがとう。」
母は、人と繋がり、社交的な人です。
病院でも、家族以外の人とたくさん話して、母らしさを保っていることができますように。
わたしはあまり母のことを好きでなかった。
認知症の周辺症状に寄り添いながら、母の生きるは、まだまだ続く。
母の物体がなくなるまでに、母への感謝を伝えることができますように。