介護と医療と認知症
「認知症」9人の名医という著書
直感的に購入しました。
今のわたしに何らかのヒントを与えてくれるかもしれない。
そう信じて、今週中に読破したいと思います。
4月30日から、医療保護入院させられた母
5月12日母の日に面会してきました。
私のことを覚えているかとても不安でした。
スタッフさんから、ストップウォッチを手渡され、面会時間15分
車椅子姿の母
言葉を発する前に車椅子を介助してたスタッフさんの姿がなくなったと同時にジェスチャーで、両手の人差し指を立てて、上向きにツンツン。
スタッフさんが怒っている、怖いということを表現しました。
母「みんな上から目線やし、怖いし。こんなとこ嫌や。」
私「そうなんや。」
母「ひーさん(妹)は?」
私「用事があって来れないの。」
(私を認識してくれているのかな?)
母「面白くない。KさんやHさんといる方が楽しかった。」
「一緒に連れて帰ってほしい。」「あんたが帰ったら泣くし。」
そのループで、15分
パジャマ姿で、車椅子に座って過ごしている母の膝下は冷たくなっていました。表情もなく、勿論、笑顔もなく。
別れ際、わたしを見るでもなく。その姿が脳裏から離れません。
わたしの心は痛く、苦しくて。
価値観、介護観の違いに悲しみが込み上げてきます。
その様子を妹に伝えましたが、何の動揺もなく、「面会してきたんや〜。」また、価値観の違いを確認することになりました。
入所の手続きも在宅打ち切り(表現が正しくないかも)したと伝えられました。
二人の中に何とも表現できない空気感が漂いました。もう一回、相談、確認して欲しかった。
妹は妹で、いろんな感情を味わっているのだと思います。
ケアマネさんへ情報共有し、わたしの想いを伝えました。
わたしの想いにも寄り添ってくださり、彼の存在には大変感謝しています。
主介護者の為の強制入院。
確かにわたしが「妹の人生を生きてほしい。」と伝えました。
薬の調整ができたら、老人ホームへ入所する流れのはずが・・・。
もう、ずっと、入院
母らしさは?
母の人生は?
母の生きるは?
介護施設入所の方が金銭的に高くなるけど・・・
わたしの無力を感じています。
妹が面会して、気が変わることを願うしか方法はないのでしょうか?
いや、他の方法があるはず。
母らしさを最後まで大切にできる環境をわたしは整えます。
母への懺悔と後悔の念があるから。
必ず。
かならず。
母らしさのために。