発芽玄米と生きる
なんでも、かんでも「生きる」に繋げるのか???笑
3回シリーズです。
先日、伏見で開催されたお酒のイベントで巡り合った発芽玄米酒「むすひ」
この酒蔵さんのオモイから「生きる」ことを少し深掘りします。
まず、寺田本家の発酵と酒造り、未来について語るホームページに感動しました。
ビジュアルでも訴えかけるけど、ストーリーでも訴えかけてくる。
横展開として、発酵文化を研究、実践しつつ、さまざまなイベントやワークショップを開催し、発酵文化を学び合い次世代に繋いでいくことを目指す「発酵場」があります。
お酒は苦手でも、発酵好きな人は購入してしまうのではないでしょうか。
発酵するといつも変化し続ける。そのバランスが崩れると腐敗に向かいます。
「発酵とは何か。」
「自然酒とは何か。」を追い求め、微生物とともに歩み続けてこられた酒蔵で生まれた発芽玄米の酒。
『私たちの目には見えない小さな微生物たちはその一つ一つが生命であり、その生命活動の営みとして発酵が繰り広げられていきます。逞しさと儚さは私たちのいのちとは何かを問いかけてくるかのようです。』(ホームページより抜粋)
私たちも自然の一部です。
菌ちゃんで野菜を育て始めて、私は益々そう感じるようになりました。
微生物のおかげで、木々が育ち、鳥や動物が生きている。水や土も育ててくれる微生物。
私たちは、この自然界の中で何も生み出すことができません。
自然の恵みをいただくばかりです。
そう考える「今、命があるのは自然があるおかげだ。」と心から感謝が湧き出てくるのではないでしょうか?
いつか皆死んでいく。
限りある命だからこそ「今を生きる」ことを大切にしたい。
限りあるいのちだからこそ美しく輝くのだと思います。
輝いているかどうかは、雰囲気でわかります。
ともに共鳴・共振し合える仲間が増えてきていると私は日々実感しています。
名誉や地位、
お金で繋がる関係性ではない。
エゴや妬みもない。
してあげてる。
(して差し上げる。)
してもらう。
そんな関係性もいらない。
(必要なのは)あるのは、
「感謝」
「素直な心」
「笑顔」です。
それがあれば、美しく輝くいのち(魂)を感じることができるのではないでしょうか?
どんな状態になったとしても。
でっかいことを書き記しましたが、これが今の私の心の内なのだと思います。
今日と明日も石川県片山津です。
*写真は亡き父との最後の稲刈りの時の一枚です。