第一回農業部会議

菌ちゃん農法の取り組みを振り返ってみようと思う。
2022年5月 
〈野菜を作る〉経験をしたことのないど素人集団が、「サツマイモなら栽培できるだろう〜。」と、始めたのが農業をはじめたきっかけ。ところが、サツマイモの収穫量は、予定の半分以下。

(ショック!!!)

兼業農家の家庭で育った私は、仲間の中で一番詳しいはずだった。
想定範囲内であったはずの、猿対策も予想以上に大変だった。

(見栄えが悪い。笑)

その冬
「無農薬、無肥料、ほぼ水やりなし」で作物を栽培することができる!
そんな農法があることを知った。

それが《菌ちゃん農法》
俳優の山田孝之さんや柴咲コウさんも取り組まれているの〜。

2022年冬 
仲間と2人で長野県阿智村での吉田俊道先生の講座を受けに行った。
私たちより20〜30歳も若い人たちが主催して、子どものために自然農法に取り組んでいた。

そして、2023年7月 
菌ちゃん先生を滋賀県大津市へ招致。
生で先生のお話を聴かせて頂いたことで、メンバーにもスイッチが入った瞬間!
真夏のどえらい暑さの中でも、
あっという間に満席。
今も全国各地で講座が開かれている。
吉田俊道先生のお話は、食育の観点や自然界の循環などについて話される。農業をしない方でも、ためになる講座。

一年目は、野菜の根っこと菌ちゃん(糸状菌)が繋がって、簡単に野菜が収穫できた。

ところが、2024年 夏 
異常な暑さと雨不足で、糸状菌が育たなくて、残念な結果に。
その反省を生かし、2025年に向けて、リ・スタートすることにななった。

夏野菜の畝をを一旦、解体。
猿避けネットも修繕することに。
竹藪の手入れをしたおかげで竹が大量にある。
それを無煙炭化器で一気に炭にする。
その炭は、勿論、土壌改良に活用できる。

雑草だらけも、わざと。
その雑草も表面だけを刈り込み、それをまた、畝の上に置く。

今までやってきたことを振り返りながら、次の手段を考えた。
サツマイモの後に冬野菜を栽培し、夏野菜の畝を改良する。

そして、
愛情と丁寧さを忘れずに!

「菌ちゃんありがとう。よろしくね!」

凸凹な私たちは管理する農地も、
凸凹だらけ。
でも、丁寧に関わることで分かり合える。自然と関わると、全てが思い通りに進むことはない!
それを経験できる貴重なmusubi畑だ。

これからもコツコツとやっていきたいと思う。循環型農業、これからの世の中にはとても重要なことだ。

仲間との〈ありがとうの循環〉。認知症の状態になっても、ありがとうが循環できるまちにしたいな〜。

*大津駅前賑わい創出事業
大津駅前周辺で、〈オーガニックマルシェ〉を開催する予定です。
冬野菜の美味しい時期に〜
2025年2月ごろを予定

興味のある方は、ご連絡ください。
TEL 090-2014-6842