マリメッコ展へ
「山の日」に京都文化博物館で開催中の『マリメッコ展』へ行ってきました。
https://marimekko-ex2026-2028.jp/
マリメッコと言えば、この柄。
(ぐらいしか知らない、にわかファンです。)
会場は、「マリメッコ好き!」という雰囲気の方々がたくさんご来場されていました。
私は、そんな感じでもないけど・・・
でも、今日で好きになりました。
私もいつしか袖を通してみたいと思っています。
(にわかファンのコメント)

私がマリメッコに惹かれた理由――「完璧でない美しさ」と14歳の少女の思想
最近ハマった映画『かもめ食堂』。
その舞台であるフィンランドへの憧れから始まった私のマリメッコへの関心は、展示会でその奥深い世界観に触れ、確信へと変わりました。
1951年の創業以来、マリメッコが掲げ続ける「毎日の暮らしに彩り、喜び、前向きな心をもたらす」というビジョン。その根底にあったのは、創業者アルミ・ラティア氏がわずか14歳の時に日記に綴った言葉でした。
責任はただ一つ 美である。
現実はただ一つ 夢である。
ただ一つの力 愛。
14歳にして自身の軸を打ち出し、この言葉を人生と仕事の基盤にし続けた彼女の生き方は、あまりにも潔く、格好いい。
会場に並ぶ鮮やかなドレスの空間にも圧倒されました。
1950〜60年代、女性の身体を締め付けるコルセットが主流だった時代に、彼女たちは戦後の窮屈なスタイルから女性を解放する機能的なデザインを生み出しました。
「私は服ではなく、ライフスタイルを売っている。ドレスではなく、思想を売っているのだ」という言葉通り、そこにあったのは単なるファッションではなく、生き方そのものとしてのデザインでした。
特に私の心を捉えたのは、マリメッコのデザイン哲学である
「完全な不完全さ(完璧に不完全な美しさ)」
という考え方です。
機械的な均一さではなく、人の手による温もり、色の重なり、あえて残されたズレや揺らぎを慈しむ姿勢。
混雑する会場で、展示の写真を1枚に収めきれず2枚に分かれてしまった瞬間、「これもマリメッコの美学なら、許される愛おしい不完全さかもしれない」と。
完璧じゃなくていい。
不完全さも含めて楽しみ、愛おしむこと。
マリメッコが教えてくれたこの感性は、これから私が目指す「人々の居場所づくり」においても、大切に育んでいきたいと感じました。


【余談】
京都文化博物館が、旧日本銀行京都支店だと知って驚き、シンメトリー構造のの建物でそれもまた美しく、驚き。
そして、方向音痴の私は、10年前に民泊清掃をしていた物件がお隣りだったことに驚き。
3つも驚いた、山の日でした。
来年は、山の中で暮らし、山の日を満喫しようと思います。笑