大樹と生きる

京滋インテリア協会OB枠で、
セミナーに参加させて頂きました。

「京都府立植物園100年の歴史とランドスケープデザイン」
京都府立植物園技術課樹木係
(樹木医)中井さまが登壇

日本初の街中にある珍しい植物園です。
上賀茂神社、下鴨神社の真ん中
金閣寺、銀閣寺の真ん中に位置する京都府立植物園
その特徴は、樹木で周囲を囲っているので都市部にいても自然を感じることができる空間です。
開園当時は、最先端のおしゃれスポットとして、着飾って入園する場所だったそうです。
樹齢100年の樹木が38種類も存在。
植物は、国力であるとお話しされたことも印象的でした。スパイスや薬になる樹木も多くあるそうです。

日本的な自然との向き合い方は、
自然の摂理の基で人の期待に添う。
自然と人は、共存・調和。

わたしの構想している認知症があってもその人らしく生きていける場所は、自然があることが重要なのです。
自然の中に人がいる。
鳥の囀りや川のせせらぎ
虫の鳴き声や季節の移り変わりを感じることができる木々を愛でることができるのです。

認知症のある人だけでなく、日常の暮らしで疲れた心身をリフレッシュできる素敵なカフェもある。
色んな人が入り混じることができる。
共生社会なのです。

オープン時には、植樹をしたいな。
その木の成長によって、この空間の歴史を感じることができる。
これからが楽しみでなりません。

とある事件から、さらにスイッチが入りました。笑

外は、もう真っ暗です。
今日も1日無事に過ごせたことに感謝しております。