ありのままカフェ

認知症カフェって、ご存知ですか?

認知症のご本人やご家族、医療・介護の専門職、地域の方などが集い、気軽に交流したり、情報を共有したりする場で、滋賀県内でも様々なカフェが開催されています。

私たちmusubiのメンバーは認知症カフェの企画運営して、今年で8年目になります。

4月の「ありのままカフェ」を開催しました。
簡単レシピ&試食会をメインにしています。
高齢者の〈孤食〉は認知症予防にとって、大変重要だと私は考えています。

食事の内容だけでなく、
誰かと食べることで
心が喜びます。

元旦那さんと経営していたデイサービスでは、ご利用者の方と同じテーブルで同じものを食べることを大切にしていました。
「美味しいね。」
「これは、どうやって作るの。」
「家ではこんなもの食べないね。」など、会話も弾みます。
何より、同じ窯の飯を同じ時間に食べること。とても大切です。

しかし、これは、高齢者に限ったことではありません。
今の社会事情がそうさせています。
子どもは塾や習い事、現役世代の働き方など年代層に応じても孤食となっています。

私たちのカフェでは、
小さな家族のように食卓を囲みます。

家族でもない、職場でもない、
居心地のイイ居場所。
(どこかできいたフレーズ)

「自分の自然な笑顔が出ていることを感じました。」

ありのままでいられる場所
(その場所は、人の空気感で作られます。)

認知症カフェですが、
地域共生を目指している私たちは、「認知症カフェ」という冠は外します。誰もが、気軽に参加できる。

時間も少し短く感じるぐらいに。
名残惜しさが丁度いい。

500円だけ握りしめて、お越しください。
受益者負担はその価値との交換です。
無料で何かのサポートしてもらえるという価値観を少しひっくり返したいとも考えています。まだまだ、ですが。笑

次回は、5月29日(水)11時から13時

▼ありのままカフェとは