チョコレートな人々

近鉄奈良線を乗り継ぎ
東大阪市立男女共同参画センター
「イコーラム」へ
映画「チョコレートな人々」を観てきました。

久遠(くおん)チョコレート
今では、百貨店の催事の常連になっているチョコレート。
世界のカカオを使ったおしゃれなデザインのチョコレートが大人気。

「障害があっても稼げる場所を作りたい」という思いで苦節20年の夏目さん。
この工場や店舗で働く人の6割が障害者(軽度、重度に関わらず)
また、シングルマザーや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど様々な方が働いている。
しっかりと稼げる職場。
工程を細分化し、できる人ができることをする。

誰にでも凸凹があります。
(私にもあります。)
得意不得意があります。
(私にもあります。)

私も現在の障害者雇用制度に疑問を持っています。
介護保険制度もそうです。
(介護事業所の生き残りも大きな課題です。)

私のオモイと重なります。

認知症と診断されたから
認知症の疑いがあるから
認知症になる可能性があるから。
選択肢は、介護事業所か、就労支援か、今のままの生活か。

となる。

私は、このようなご相談を受けたことがあります。
シニアの方が介護事業所の調理員として働いているが、ご利用者の姿を見て、「私もそうなったらどうしよう。」と不安になりながら仕事をしていると。

この状況はどうなのでしょうか?

障害がある、なしに関わらず働く場を提供することは、大変な部分もあると思います。
生半可な気持ちでこのような事業をすることはできません。

私はどうなのだろうか?

何のために、
誰のために、
どのように社会に役立つのか。

今一度、考える3月初日の朝です。
今日も1日楽しんで暮らしましよう。