デイケアと認知症
母の通うデイケアは、多くの加算があります。お値段もまぁまします。リハビリ会議にオンライン参加しました。(妹はレスパイト優先)
私は、「認知機能が低下している状態で、訓練しても意味があるのかな?」「運動が苦手な母にとって、それは楽しいのだろうか?」と思っています。
デイケアとは、「心身の機能や回復を目的とした利用者が、リハビリ職員から専門的なリハビリを受けられる施設」のこと。
食事や排泄・入浴など日常生活上の支援が受けられ、歩行訓練や体操・住宅改修・福祉用具のアドバイス、看護師による健康チェックなども受けられます。
機能を評価し、訓練を指導してくださいます。
ただ、認知機能が低下している母にそれが有効なのか?
オンライン会議で、母の様子をしっかり見てくださっていると感じました。
妹は、ショートステイの利用はまだまだ、先だと。「母は私たちのことまだわかるし。」と。いや、レスパイトの意味を理解できていないので?
主介護者が倒れる前に利用する。
母の感情は一旦無視です。可哀想とか、ADLが低下したら・・・ではなく、母が入院したり、亡くなった時の「喪失感に少しでも慣れるため」だと私は考えます。
母が亡くなった後も、
妹の人生は続きます。
共依存して暮らしてきた二人。
母の安らぎ
妹の自立、社会復帰をどのようにサポートできるのか。
私は、一つの社会資源でしかありません。
人生をどうデザインするのか。
どう命を仕舞うのか。
生まれてきた時は、あんなに歓迎されたのに。
「心豊かに老いる」
自分自身がどのように老いていくのかを考える必要がありそうです。
来年の梅が咲く頃、母はどうしているのだろうか。