伝えるために大切なこと
認知症サポーター養成講座のテキストが今年から新しくなり、事務局の方が作成して下さったPowerPointを編集しています。
自分の言葉や自分なりの伝え方(表現)でないと、相手に伝わらないと考えています。
また、自分の経験をプラスすることも大切です。受講者にとってイメージしやすくなるからです。
【認知症を学びみんなで考える】
・わがごととして考えてみよう
・認知症とともに
・認知症を理解する
テキストは、3つの章で構成されています。
わたしがサポーター養成講座で一番大切にしている部分が第1章になり大変嬉しく、編集に熱が入ります。
他のメイトの方は、固定概念で困惑しているようですが、わたしはワクワクしています。なぜなら、その部分が一番大切だから。
認知症をわが事と捉えるために
・サポーターとは何なのか。
・当事者からの声を自分ごとのように感じ、考える。
・自分の家族に認知症の症状があったときどのような感情の変化があるのか。
・周りの人の心がけや対応が良いのか。
そして、
・認知症について理解を深める。
・具体的な症状、原因となる病気
・認知症の予防(脳の活性化)
認知症介護は、クリエイティブなお仕事です。
AIに代わることは難しいと思います。
なぜなら、答えがないからです。
〈感情と環境〉によって変わるからです。
つまり、人が全てなのです。
相性、氣が合うかどうかも重要です。
支援する側、される側という関係性を超えて、「一人の人として共に生きること」を考えたいとわたしは思います。
一人ひとりに凸凹があります。
それぞれに特性があります。
その部分をお互いに理解した上で人間関係が成立します。認知症と診断されてもその部分は変わりません。
その部分を理解した上で、認知症介護が成立するのではないでしょうか?
認知症になった〇〇さん
〇〇さんが認知症になった
認知症という症状を見るのではなく、その人自身を見つめること。
言葉にならないことを感じ、想像(創造)し、共に生きる。
それが難しく、奥深い部分なのです。
家族で抱え込まないで、みんなで生きていきましょう。
自然の摂理のままに。