敦賀温泉病院

母の状態が悪化しています。
妹の心身もあまり良くないように感じます。
(本人の本気のSOSが出るまではもう少しだけ見守ります。)

緊急で薬の調整
緊急で福井県の敦賀温泉病院で近日中に入院になります。

〈レビー小体型認知症の特徴〉
夢に合わせて叫んだり、
手足が動いたり。
寝ぼけて夢の続きを話したり。
起立性低血圧だったり。
パーキンソン病の症状。
幻視、幻聴。
睡眠障害、感情の起伏が激しい。

様々な症状が見られるのです。

敦賀温泉病院の玉井院長には、
10年以上お世話になっています。
ハーモニカが得意だったことや自慢の扇子折鶴のことも先生は知って下さっています。先生と3人で講演会で登壇したことも母の自慢の思い出です。
(多分、忘れちゃったけど。)

玉井先生「お元気そうですね。」「・・・ご本人の前では話しづらいね。」とアイコンタクト。
私「元気そうでよかったねって先生が。診察終わったし、外の椅子で待っていよう。」と私が母を促すと

玉井先生「ハーモニカ吹いていますか?また、聞かせてくださいね。」と優しい微笑みで母を見つめて下さいました。(入院したときには、聞いてもらってね。お母さん。)


母「はい。」
その場を一旦、妹に任せました。

今後は、ショートステイ、入院、入所の流れになりそうです。

昼食は、妹と3人で敦賀駅にあるお店で海鮮丼を食しました。
母の姿を見て、私の心がざわつきました。
近くの席に母と同じような年齢の方がいらして、お友達と一緒に旅行で敦賀へお越しになっているご様子。
私は羨ましくもあり、寂しくもあり、何とも表現できない気分になりました。

それは、母の全てを受け入れていなかったのかもしれない。
同情してしまったのかもしれない。
もっと、健康な母であって欲しかった。
もっと、ひ孫と遊んで欲しかった。
認知症があっても働ける場所を
もっと早くに創りたかった。
母がもっと健康であるときに。

やっぱり、寂しいんだと思う。

わたし。
(かと言って私が妹の代わりはできない。)

海鮮丼を3人並んで食べたかったけど混雑していたので、妹とは、離れた席で食べることに。
しかし、店員さんの配慮で、妹が食べ終わったにも関わらず、母と私の横の席を案内して下さいました。

会計のときにわたしはこう伝えました。

「ありがとうございます。親孝行ができて良かったです。」