能登被災者支援
能登地震から3ヶ月が過ぎ、避難所暮らしをされている方に〈気軽に集える居場所〉ををご提供したい。
避難されている方と社会との繋がるきっかけをつくりたい。
そして、認知症予防としても貢献したい。
少しのお節介をすることを決めました。
被災者支援と言えば、瓦礫撤去や家財道具などの処分をイメージされる方も多いと思います。
私もそうでした。
2次避難先のホテルに150名ほどの60歳以上の方が住んでおられることを聞き、私たちにも何かできると感じました。避難所になっていたホテルは、北陸新幹線延伸に伴い、受け入れしなくなったケースもあります。
私たちが支援するホテルは、7月上旬まで受け入れをされる予定です。
私たちには、7年間、ボランティアとして認知症カフェを企画運営してきました。
その根底にあるのは、「認知症があっても、なくても今までと変わらず暮らせる社会にしたい。」
避難されている方は、外出することも少なく、部屋から出るのは食事の時ぐらいだそうです。
人が生きるためには、「繋がる」ということがとても大切です。
私たちは、その「繋がる」をおむすびをむすぶように丁寧に優しく、そっと掬ぶ。
”ゆるく掬ばれること”を大切にしています。
「新しい繋がりを産み出す支援」を行います。
まずは、一杯の珈琲から。
7年間の活動で培ってきた私たちの雰囲気によって、避難されている方同士の繋がりを柔らかいものにしたいと考えています。
被災された方の気持ちは、分かりません。
これって、認知症の母の気持ちが、私に分からないことと一緒だと思います。私は必要に応じて、理解しようとします。
同情するのではなく、共に過ごす。
ただ、そばにいる。
ただ、そこにいる。
そんなことは、微力かもしれないけど。
私たちは、それが一番大切なことだと確信しています。
私たちは、決して奢らず、自己満足のためではなく。
まずは、4月
ボランティアとして一緒に活動してくれる仲間と石川県片山津へ行ってきます。
避難されている方のニーズをたわいもない会話から感じることができたらな。それを言語化し、実現できるようにコーディネートしてみようと思います。
公開できることは、こちらでもアップします。
認知症カフェの場所をつくるのではありませんので、お間違い無く。