認知症の人が契約者の生命保険

10ヶ月だけ、某生命保険会社に勤務していた薄っぺらい記憶が、妙なスイッチを入れた。笑

告知義務とは、契約の際に契約者が正直に病状を伝える義務のことです。

「母の保険は、告知義務違反ではないのか!」と、感情的になって、匿名で電話をした。
本店に問い合わせをしたので、電話対応の女性はめちゃくちゃ焦っていました。しかし、契約した店が本店でないことを知った途端、声が緩んだことを私は見逃さなかった。

それは、あかんでしょ!

結論、年数が経過していること。
要介護3以上だと、契約はできないが、それ以外の場合は、「内容を理解しましたか。」の問いに「はい。」と答えること。自分の名前を書くことができたら、認知症と診断されていても契約できるとのこと。診断書は必要ないらしい。母の契約した保険会社に確認済み。

それが後に発覚して、解約になったケースもある。と、淡々と話す募集人。

母の生命保険は、某金融機関です。
あの有名な。
1,000万円の死亡保障の保険契約であっても、原則として、所定の告知書への記入(告知)のみで申込みが可能な場合が多いそうです。加入年齢や保障金額が大きい場合は、診断書が必要な場合もあるそうです。

しかし、某金融機関の保険は甘い。ゆるい。
恐らく、診断書もなかったのでしょう。

電話を切った後・・・
なんで、感情的になって、匿名で問い合わせをしたのか。匿名といっても、どこの視点で契約したのかまで話して、相続で揉めているともはなして、妹が受取人だとバラして。

私は何をやってんだか。笑

感情的になる自分も理解できるし、認めよう。それぐらい、しんどいし、ムカつくし。認めよう。
でもね・・・もうこの案件は、弁護士に任せると決めたなら、そうしよう!

一才、関わらない。
弁護士言われたことだけをしよう。
余計なこと、行動はもうしないことに決めた。

・・・はずなのに、今日のやっちまったぁ〜。です。

仕事に集中できる環境
孫たちと遊ぶことに集中できる環境
自分を癒してあげられる環境を大切にしようと思う。

今一番、ストレスなこと。
この案件です。
54年の生涯で、一番ストレスかも
離婚することよりもストレスだわ〜遺産相続って。身体に悪いね。

長生きするもんやないね。
借金もなしで、お金も残さない、不動産も残さない。

大好きな人たちに囲まれて命を仕舞えたら最高やね・・・
どのように死を迎えるのか
どのように生きてきたか

母が亡くなったことを知った方から、「いつもありがとうね。」といつもお声をかけてくださいました。「あの素敵な笑顔が忘れられません。」
母は、多くの人に愛されていたのだと思う。

そんな母へ、私は何をしてやれたのだろうか。

まだ、できることはある。
母が生きたかっただろう環境を創りたい。
いつも大好きなハーモニカを演奏できて、歌を歌えて。
畑仕事もできる環境。心豊かに暮らせる環境。

安心、安全で、みんなが優しい。
あったかい環境

どんな方法で、それが実現するのか。
私は楽しみでならない。

今は、目の前のことを懸命にやるしかない。
夢中になって。
子どもの頃、夢中になって遊んだあの頃のように。

そう、遊んでいるかのように。
自由に楽しいことだけを。

軽やかに。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。