だいこん娘

孫に遊んでもらった〜。
仕事の沸詰まりのあーちゃんに
癒しの時間をありがとう。

スーパーで売られている大根。
気になることは沢山あるけど

大根の葉っぱをちぎってみたり
大根の茎を引っ張ってみたり
大根にかぶりついてみたり

指先を使い、捻ったり、ひっぱたり、舐めてみたり、齧り付いたり
色々な五感を使って遊んでいました。


子どもって、好奇心いっぱいで
ずーっと見ていても、全く飽きないですね。

私は、このような経験の積み重ねが「認知能力」を育み、「非認知能力」を伸ばすと考えています。

「認知能力」とは、脳が記憶し、論理的に考え、注意を払い、問題を解決し、考え、読み、学習する方法を指します。(数値で表すことができる。)

「非認知能力」とは、意欲、自身、忍耐、自立、自制、協調、共感などの私たちの心の部分である能力のことを指します。(自分の内にある力と他者との関わりの中で発揮される力。数値では表すことができない。)

これからの世の中、この「非認知能力」の部分が重要になります。
AIにこの部分は、難しいと考えているからです。
” その人らしさを感じる “こと。
” 自分らしさ を表現する ” ことは、人にしかできない。
そう信じたいものです。

さて、認知症の症状のある方と関わる際にもこの「非認知能力」を伸ばす、維持できるようにサポートすることが重要ではないでしょうか?

(認知症サポータ養成講座のテキストにも掲載されている内容です。)
●3つの心得
①驚かせない
②急がせない
③自尊心を傷つけない

●7つのポイント
①まずは見守る。
②余裕を持て対応する。
③声をかけるときは一人で
④後ろから声をかけない
⑤相手の目線に合わせて優しい口調で
⑥穏やかにはっきりとした口調で
⑦相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと

私は、講座をする際には、ここの部分を一番強調します。
そして、その人らしさ、ありのままを受け入れること。
3つの心得、7つのポイントを実行できる人であるためには、
” サポートする側のメンタルのバランス ” などが大切だとお伝えします。

その人らしく、老いていく。
・・・枯れていく。
穏やかに。


子育て期なら、「可愛い〜〜〜」と感じることが、介護期には、「・・・」となるのはどうしてでしょうか?

自分自身の在り方や価値観などを
棚卸することをお勧めします。

こちらは、雨の日曜日です。
今日も健やかな1日になりますように。

では、では。

*認知症の症状を説明する際には:「認知機能」とは、視覚や聴覚などによって外部から得られた情報をもとにして、周囲の物事や自分の状態を正しく把握し、適切に行動するための脳の高度な機能。記憶・思考・判断・理科期・計算・学習・言語といった知的機能の総称。