高齢者の転倒
今回は、私のビジネスパートナーの母が転倒したことについて。
85歳 一人暮らし
要介護認定を受けていなかった方の事例になります。
彼とお母様の電話での会話や彼から聞く様子から、認知症の症状があることに私は気づいていました。
要介護認定の調査を一度はされたものの、「認定の必要ない」とのご家族の判断でした。
地域包括の方も、お母様のプライドの高さによって、認知症が隠れていたと予測されます。
ご家族が「介護」をイメージできなかったのでしょう。
一昨日、自宅内で転倒され、たまたま彼がお母様宅に宿泊していたので対応ができました。
救急搬送されましたが、恥骨骨折は手術の必要がないので帰宅することになりました。
(ことの大変さを理解していない友人)
ここで、私は疑問を抱きました。
医療福祉の連携、地域共生とは、どこぞ???
自宅での生活についてのアドバイスが何もなかったそうです。
介護認定をされているかどうか。
お一人暮らしの生活を誰が支えるのか。などなど。
せめて一言 「介護が必要になる可能性があるので、地域包括にご相談された方が良いですよ。」
これが日本○○字病院の対応ですから。
国に頼っていてはいけないのです。
(毒づいてしまいました。)
私のようなビジネスケアラーを増やしたくない。
妹のように自分の人生を親のために使う人を少なくしたい。
そんな勝手な私の思いで、私の心は、ざわざわしています。
介護保険制度は、誰を中心におくのでしょうか?
高齢者(当事者)を中心におく。しかし、それを支える家族が「介護」を知る必要があると考えます。そして、家族の人生も考えたケアプランを立てる必要があるのではないでしょうか?
介護保険制度ってなんなんでしょうね。
当事者、介護するその家族の人生まで含めたケアプランが欲しいですよね。