当事者の声を届ける

私は、滋賀県地域創造会議というワーキンググループに所属しています。
毎月一つのテーマでいち事例発表があり、そのあとグループワークをします。

今回は、若年性認知症の方のお話でした。
正直、

誰が
誰と
どのように当事者の生の声を届けるのか。

ありのままの生の声を届けるって、難しいですよね。
台本があると余計に難しくなり・・・

懇親会でもっと、本音の部分を聞きたいな。と、思っていたのですが、願い叶わず。
そのウズウズ感から、私認知症啓蒙活動のスイッチを入れ直そうと考えています。

認知症バリアフリー地域づくり
認知症バリアフリー宣言
という言葉があるのを昨夜はじめて知りました。

そもそも、バリアフリーって?
生活や活動をするときに障壁(かべ)になっているものバリアをなくす(フリーにする。)ということです。多様な人がいるにも関わらず、多数を閉めている人に合わせて作られています。

若年性認知症の方や初期の認知症状態の方は、見た目や会話をしていても、そのような状態があるとは感じません。普通です。(普通という言葉も好きではないのですが。)

私たちは、認知症の状態の人の生の声を聞いて、共に健やかに暮らしたいと願ってます。私たちも長生きすればそうなる確率が高くなります。

認知症の状態を正しく理解し、支援する側、される側という関係性ではなく、お互いで伴走し合う関係性になれたら良いのではないでしょうか?

当事者の方の本音って、そう簡単には出ないと思います。
というか、健常者でもそうでしょ?(健常者という言葉も好きでなくて。私も凸凹な部分がたくさんありますからね。)

いろんな場面で、いろんな関係性を構築することが大事で。
遊びのシーン
飲み会のシーン
勉強のシーン
ビジネスのシーン
深く関わる時もあれば、挨拶だけの時もあります。

信頼関係を構築するのに最も大切なことは、ありのままでいること。
気を使わなくても、ざっくばらんにいろんな話ができる仲間になれる。

認知症の状態があっても
発達障害でも
(私もそうです。かなりな変態)
鬱でも
ひとりの人として、その人を知ることが大事だと思います。

表面的なバリアフリーっていらないと思います。
バリアフリーって、障壁を取り除くんじゃなくて、障壁があってもそれでも自由(フリー)になれたらいいんじゃないでしょうか?

ええこと言うやん。

当事者の声を届けよう〜!!!
近い将来、自分ごと・・・