認知症バリアフリー
京都市認知症希望大使下坂厚さんとの対談を動画で見える化するお仕事の日。テーマは、「認知症バリアフリー」について。
その撮影のワンシーン。
盗み撮りをされました。笑
彼にとっては、写真を撮影することはクリエイティブなことでもあるけれど、〈記憶を記録〉しているという側面もあるそうです。
▼下坂厚さんのInstagram
下坂さんとの何気ない会話を撮影するつもりでしたが、少し硬い感じになった。
初めての動画撮影を屋外でする。
箱館山を撮影地として予定していたのですが、天候により、急遽変更したことで私の脳内は、若干パニック!
滋賀県なら、琵琶湖。
そこは、入れたかった。
候補地① 実家の近くの浜
浜辺に近すぎて、波音がうるさい。
候補地② 隣駅の浜
屋根工事の音がうるさい。
候補地③ その近くの公園
ゲートボール上でこっそりと。笑
「確定しないで、その時に決めるのも良いんじゃない?」
この曖昧さが彼の良いところ。
撮影場所も決まり、さぁ。
しかし、スマホのストレージの意味もわからない私は、現場にて彼に確認してもらった。
(私の適当さ、これも良し)
内容は、またの機会に^^
その道中での会話の方が、濃い話ができる。
その一つに、「滋賀県の認知症希望大使って、どうなっているの?」と、彼から質問された。
明確な回答が出来なかった私。
「当事者の声を届けるためにも大使は必要だと思うよ!と下坂さん。
ついでがあったので、滋賀県庁へ突撃訪問することに。
担当者と話す中で私たちが感じたことは、「行政側の配慮が、結局はバリアーなんじゃないかな?」と。
当事者の方が、希望大使となることで正しい理解が深まる。
当事者の方の生きがい、やりがいになることも多々ある。
行政としては、講演会の際に大使の方へ原稿を書いたりする手間が必要との思い込み。
「そんなのいるの?」と、私たち。
生の声を届けるためには、ありのままでいい。
下坂厚さんからは、学ぶことがいっぱい。
認知症の状態になっても、まだまだ、やれることはある。
彼の言葉には、いつも優しさと厳しさが入り混じる。
重みがある。
大人になってからできた私の友達 下坂厚さん。私の大好きな人です。
私へのお試しはまだまだ続く。笑