母が転倒した
一人暮らしの友達の母が転倒しました。恥骨骨折から、筋力の低下もあり、転倒するリスクが大きくなっています。
要介護2
血痕から状況を考えると、ベランダで洗濯物を取り入れた際に転倒した様子。
息子に電話をしたことは覚えているが、どこで転倒したかは記憶にないのです。
痛みと戦いながら夕方のヘルパーさんを玄関まで出迎えに行かれたそうです。
友達のお母さんは、お客様(ヘルパーさん)が来るので、洗濯物の下着をクッションで隠されていました。
物忘れが多くあっても、そのような配慮が出来ているんです。
このような部分を見逃さないでほしいと思います。
もしかしたら、私の方がそのような部分が欠けていると思います。
長袖の袖にも血痕があり、皮が酷く剥けていました。
本人には記憶がありません。
受診するため、歩行を確認しながら私は後ろを歩きました。
友達
「もう施設に入らなあかんな。」
母
「なんでなん?そんなんかなんわ〜」
「なんでそんなこと言うかね〜」
友達を叱りたかったがグッと堪えました。
ご本人は、ショックを受けています。何だかわからないけど。
友達も不安です。
この先、繰り返す可能性の高い転倒。
ヨボヨボな歩行
ひとりぼっちの時間
転倒した痛み
そんな状況の中で、「もう施設やな。」と、友達の発言に私は首をかしげました。
高齢期に入り、心身ともに衰弱していく中での様々なリスクが生じてきます。寂しさや不安も多くあります。忘れるけど、感情は残ります。
自分自身の精神的自立、生きる力を維持できる自分でありたいと思います。今の思考がシニア期に大きく影響してきます。
今です。
今の思考と行動、言葉です。
あり方って、大事ですね。
今日も遊びましょう〜