安心安全

安心安全な食材と作り手のオモイがこもった手料理を頂けることに感謝です。
石川県加賀市にある安平(やすべい)さんの食事は、私にとって、さらに美味しく感じる理由がありました。それは、大将のお人柄とお母様と切り盛りされているということです。
お料理を口にするたびに
「美味しい〜!」を
連呼してしまいます。
本当に美味しんですよ!
その度に無愛想な大将の表情が和らいでいきます。
特にさつまいもの天ぷらは、丸ごと一本をそのまま揚げてるそうで、栗のようなホクホク感。
私の大好物の一つになりました。
吾郎島金時は、石川県の伝統野菜(加賀野菜)なのです。
(次回は、丸ごと独り占め。)

▼旬の富山ホタルイカ

私は今、片山津温泉のとあるホテルで、能登半島地震被災者支援の活動をしているmusubiのメンバーと貴重な時間を過ごしています。

2次避難をされている方へ「楽しい時間を過ごして頂きたい!」
私たちは基本的は、ケアすることを目的としていません。ただ、ご近所の人ではない私たちは、言いっぱなしにできる存在だから、愚痴や泣き言などを吐き出すことができます。私たちは、同情せず、フラットな気持ちで傾聴することが大事だと感じました。

私自身、傾聴や心理学を勉強したことがありません。musubiの仲間は、色々な知識と経験を持っています。メンバーと今日の時間の気づきを共有し、お互いの価値観を知ることができる贅沢な時間。

誰かを否定したり、
攻撃したり、
妬んだりするのではなく、
お互いの感じたこと、存在を
素直に共有することができる空気感があります。

私が特別なのではなく、関わるみんなが、ありのままでいられる。
ありのままでいても良い場所なのだという安心感がmusubbiの仲間との間にあるのです。
家族以外の場所で安心安全な場所。
今回の支援を通じて、メンバーの多くがそう話します。

私たちは、顔見知り以上にはなるけど、ご近所未満のポジショニングで活動しています。
関わった人たちが、数年後、
「あの時、あんな人たちと過ごした時間があったな〜」と記憶の片隅に残っていても、残っていなくてもいいのです。

「今を生きる。」感性のままに。これでいい。

田園風景を眺めながら、そんな風なことを考える1日のはじまりです。
美味しいのお裾分けです。

いつも読んで頂きありがとうございます。

▼とうもろこしのかき揚げ

▼天天おむすび

▼ガス海老の唐揚げ