認知症と共に生きる母

11月3日、両親の結婚記念日でした。

父は、家庭環境のことを知りグレたそうです。
バイクを爆走させる。
60年ほど前に・・・
かなり、危ないですよね。笑

そんな父と結婚することになった母は、とてもおとなしい人だったそうです。
中学を卒業して、日本レースに入社、西陣のお手伝いさんを経験したと聞いています。
歩いて3分の嫁ぎ先。
色々な苦労があったそうです。

そんな母は10月9日脳内出血を発症し、右脳は機能しなくなりました。左脳も脆弱な状態だそうです。全身脱力状態の母は瞬きができるまでに回復しました。
悪いなりに状態が安定したので、自宅に戻ることを選択しました。
もう少し親孝行をさせてもらそうです。

村の方が、続々と会いに来てくださいます。
「人のためにようしてくれた人やったな。」と多くの方が話してくださいます。
地元の高齢者の方の居場所づくり「ずずの会」を主催していました。
認知症の症状があっても、皆さんのサポートのおかげで暫くは開催することができました。
ありがたいことです。

私も同じようなことをしているな・・・
母と一緒に活動した時期もありました。
懐かしい思い出です。

母がやりたいことをサポートしていたつもりが、私のやりたいことになっています。
今は、母の思いを受け継いで持続可能な状態にして、経済が循環するように計画書を作成しています。
必ず実現させます。

社会に必要な事業に発展します。
お金の価値がなくなっても、musubiの繋がりはとても大切なものになると信じています。

まだまだ、微力ですがこれからの可能性に期待をしたいと思います。
母へのこれからの親孝行のために。

いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。