伊勢神宮正式参拝
2023年2月22日
ご縁あって、神宮へ。
正式参拝に参加させて頂きました。亡き父は、一般人から神職として地元の小さな神社に奉職させて頂いておりました。
父の月命日は、22日。
参拝前日、実家に戻った際にうっかり過去帳を22日にして、ご仏壇に線香をあげました。
うっかりでしたが何だか、父も一緒に参拝してくれたように感じました。
伊勢神宮の特別参拝の一つ、
御垣内(みかきうち)参拝。
握りこぶしほどの石が敷き詰められ、ゆっくりと一歩一歩踏み出さないと歩くことができません。
身を引き締まる思いで聖域の中へ。
空気感が全く別物です。
御垣内(みかきうち)参拝の際は、正殿での参拝と併せて、神楽殿での御神楽を奉納させて頂きます。
何が何だか、凄すぎて・・・
私が日本人として生まれてきたのは
『天と地の融合、調和』するためなのかと、ぼんやり。
そんな大きなことではないかもしれませんが・・・
道中のバスの中では、大切な友と見えない世界のことを熱く語り合いました。
「あれが欲しい、これが欲しい。」と物質まみれになるのではなく、精神世界でを意識して生きることが大切な世の中になってきました。
今まで通りではいかなくなると思います。
全て神さまはお見通しです。
日本人が大切にしていきたことを大切にする生き方。
日本人が大切にしてきた ” 祈り ” の文化。
そして、米文化。
「斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅」
神社神道では、天孫邇邇芸命(ににぎのみこと)が高天原からこの国土に天降られるに際し、天照大神から賜った三大神勅の一つのことです。
この稲穂とは単なる稲穂ではないのですが、話が難しくなるので・・・
天地と共に永遠に栄えるためには、稲(米)は大切だということを何となく知って頂けたらと思います。
いね
いは、いのち。
ねは、根っこ。
いのちの根っこである稲、米文化を大切にして暮らしていきたいですね。〈日本人は、米くとけ!〉父の名言。
今更ながらに理解しました。
女子高生だった私は、朝食にトースト。そんな時期もあったな〜。
父よ。
いつお見守って下さりありがとうございます。
神恩感謝