チームオレンジおおつ

ボランティア活動は、基本的に無給でするもの。
責任も曖昧。
その人次第ですが、無責任になりがちな傾向があります。
この〈チームオレンジおおつ〉のメンバーさんは、皆さん熱心に活動をされています。

〈チームオレンジ〉とは、2025年各市町に設置するよう義務付けられている国の施作です。
簡単に説明すると「認知症サポーターになったが、ステップアップ講座を受講し、チームオレンジのメンバーになることができる。」大津市ては、今のところそのような流れです。
そして、認知症当事者も一緒に活動するのが原則です。

大津市の場合は、【認知症マフ】という手段・ツールを使って、チームの力を高めることにしました。
認知症マフ
ケアマフと言われていますが、団体の愛称をつけて、活動することができます。

チームオレンジおおつが作るマフの愛称は、〈マフマフおおつ〉と言います。(愛着が湧きますよね!)

なぜ、認知症マフ、ケアマフとしなかったのか。
これからは、地域共生の時代です。
認知症という言葉は、必要でしょうか?
ケアとは、(病人・老人の)介護、世話。手入れ、管理。という意味です。
共生社会を目指すにあたり、ケアという言葉は相応しいでしょうか?

このマフを使って、当事者の方を世話するのではない。
手を温めて、心を落ち着かせ、楽しい会話を楽しむためのツールです。
「マフを渡して、終わり」ではなく、マフを通じて、心を通わせる。
コミュニケーションを円滑にするためのツールなのです。

この筒に手を入れると、ほっこりするんですよ。
自分のために作っていみるのも良いと思います。

*朝日新聞厚生文化事業団 
認知症マフ

⬆️朝日新聞厚生文化事業団「認知症マフ」についてはこちら
 

チームオレンジおおつのい取り組みに朝日新聞厚生文化事業団の森田さんにもご参加頂き、ご教授頂いています。
チームオレンジの活動で、住民が主体的にマフマフ大津(認知症マフ)の取り組みをしているのは、全国的にも大津市だけだと自負しています。今後の発展が楽しみです。

チーム力を高めながら、当事者の人にも関わっていく。
作り手として、一緒に活動する。そのようなことを目指しています。

私も一緒に活動しています!
チームオレンジおおつ
マフマフおおつ
ご興味、ご関心のある方は、お知らせくださいね。

▼メンバーさんが、ハーモニカの得意だった母のために作ってくださった〈マフマフおおつ〉です。