オレンジリングフォーラムおおつ
2年前に母と一緒に登壇させて頂いたことを思い出しました。
認知症の正しい理解を促す企画です。佐藤市長が最後にお話しされたことで、大津市としても認知症施策に力が入っていることが伺えます。
今年は、「認知症の予防と理解」と題して、瀬田川病院 青木院長のお話し。
認知症は症状・状態のこと。
〈予防のお話〉
有酸素運動
良質の睡眠
(良質な睡眠のためには、朝日を浴びること)
〈当事者への理解のお話し〉
当事者の方は、過去に向けて、記憶が抜けていく。
当事者の方は、過去の記憶を繋ぎ合わせて生きている。
日常の生活ができなくなり、
分かっていたことが、分からなくなる。
自分ごとで捉えると、たまらなく不安になりますよね。
自分を保つ状態(情報)が少なくなり、こだわりが強くなる。
「問題行動ではなく、それは本人の苦痛なのだ。」と話されたことがとても印象的でした。
孤立が悪循環となります。
当事者の人を支え合えるコミュニティがあること。
それは、介護する家族も同じです。
家族の心にゆとりがあるかどうか。
家族は、自己嫌悪感にも陥ります。
愚痴を言えて、相談できる場所が必要なのです。
この話になると、
私はいつもこう思います。
そうなる前から、
居心地の良いコミュニティに属していること。
困っている
話を聞いてほしい
助けてもらえる自分でしょうか?
誰かを助けていますか?
ありがとうが循環していますか?
あなたには、ありのままで過ごすことができる場所があるでしょうか?
場所は、人で作られています!
認知症の症状がある当事者の方に限らず、健常者というカテゴリーの人にとっても、誰と過ごすか。
(認知症の症状がある)本人の
しんどさを理解できるかどうか。
これは、知識以上に感性が大事だと私は思います。
目の前の現象が全て
目の前に広がる世界が
重要なのです。
青木先生は、
「当事者にとって・・・」と話されていました。
私は、健常な私たちこそ、
目の前の現象が全て
目の前に広がる世界が
重要なのです。
今ここを生きていますか?
目の前のことに夢中になって生きてみませんか。
暑さも彼岸まで。
めっきり、涼しくなりましたね。
今日も読んで頂き、
ありがとうございます。
認知症キャラバンメイトの皆さんと